帝王

『無冠の帝王』。いつからか、清原はそう呼ばれるようになった。


10年間、西武の4番をほぼ毎試合守ってきた清原は、世間の人の言う「タイトル」をとったことがない。

「タイトルがとれない内は本物じゃない」。某評論家は、清原をそう評する。

タイトルを取るチャンスは清原にもあった。 

デストラーデらと、打点、本塁打王を争った90年。

だが、清原は、あくまで「常勝西武の4番」だった。

チームバッティングを心がけないといけない。チームの為に野球をやることが、清原のために野球をやることだった。
そして、清原自身言っている。
「優勝が決まったら、打つ気がなくなる」と。

清原がチームバッティングに徹した証拠は、記録に如実に現れている。記録参照
最多勝利打点(90年)
最高出塁率(90年、92年)

一人でも多くのランナーをホームに帰す。
一つでも多くのチャンスを作る。


そして、最終目標は、日本シリーズ制覇

常に彼は、(高校時代から)チームの優勝の為に戦ってきた。
優勝が、何よりも、タイトルよりも何倍も嬉しいということを知っていたから・・・。



・・・「優勝」があってこそ、自分が輝くということを、清原に思い出してもらいたい・・・。




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